Where there's the will, there's the way.
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更新遅れたー
ここ1週間ハードでしてね・・・。
そっちのほうについては別カテゴリで紹介しますね!
とりあえずとびとびになりましたが、実習レポート最終回ですよー

こんどは山元酒造と同じ系列(社長、会長が一緒)のオガタマ酒造というところに3日間いってきました!
ここはですね、山元に比べてとにかく手造りに力を入れているという酒造ですね。
その証拠にこのかめの多さ!

←この奥にも見えるのと同じくらいのかめがあったよ!
酒造全体で700以上のかめがあるそうです、これは県内の酒造でも5本の指に入る多さなんです!
さらに・・・

小さいけど、なんと大正時代から残る建物らしいです!!
およそ小学校の教室の半分くらいでしょうか。
古式かめ壺仕込み、といって大量生産とは違った昔ながらの方法にこだわって造ってるんだ
実はこの建物、ちょっとしたヒミツがありまして、
隠し扉があるんです!
こういうのってちょっとワクワクしない?w

中身はこんな感じ ↓

なんだ普通のかめか・・・と思いきや、蓋してあるよね?
これはできた焼酎を熟成させてて、長いものは10年以上ここで眠ってるらしい

管理人がランドセルしょってわーわー言ってた頃からじ~~っとひたすら封印が解けるのを待ってたかと思うと・・・すごいね?w
まぁこれだけ見てると、すっごい小規模なんじゃないの?( ´ー`)y-~~
と、思うかもしれませんが・・・

・・・ズッシリ。
何やら威圧感のある3階建てのどでかい蔵が。
もちろん中も案内してもらいました

じゃじゃん!
これのかめ、1個1トンですw
1フロアに約70個、それが3階までビッシリ敷き詰められてるんだ
しかもこれ、全部「蛮酒の杯」という銘柄のために熟成してるんですよ!
古酒に分類されるんだけど、焼酎の古酒は最低でも3年熟成させないとなんだ
ホントにこだわりで勝負している酒造だよね、
出してる製品も特殊なものばかり!

これからも温故知新の精神を忘れずに酒造りしてほしいですね
はい!ということで3回に渡り学外実習のレポートをお届けしてきました!
少しは現場の酒造というものがお伝えできたでしょうか?
まだまだ伝え足りないものは星の数ほどありますが、例のごとくクドクドになってしまうので
w
本当に貴重な体験だったなぁ、こんなこと滅多に経験できないと思う。
蔵のみなさんもよくしてくれて何から何まで丁寧に教えてくださいました。
それに2つの酒造で実習できたってのも大きい。
山元には山元の、オガタマにはオガタマのそれぞれの個性、想いを感じ取れました。
やっぱり焼酎は奥が深い

お世話になった蔵のみなさんに、
こんな貴重な機会を設けてくれた大学に、
そして見送ってくれた家族に、
かんしゃかんしゃ

この経験を4年生の研究に活かしてみせるよ

実習先のお酒のレビューとかはおいおい紹介していきますね
あと追記にはオフ日に遊んだことをさらっとのせときますわ
それでは、長くなりましたが読んでくれた方ありがとうございます

次回もよろしく


ここ1週間ハードでしてね・・・。
そっちのほうについては別カテゴリで紹介しますね!
とりあえずとびとびになりましたが、実習レポート最終回ですよー


こんどは山元酒造と同じ系列(社長、会長が一緒)のオガタマ酒造というところに3日間いってきました!
ここはですね、山元に比べてとにかく手造りに力を入れているという酒造ですね。
その証拠にこのかめの多さ!
←この奥にも見えるのと同じくらいのかめがあったよ!
酒造全体で700以上のかめがあるそうです、これは県内の酒造でも5本の指に入る多さなんです!
さらに・・・
小さいけど、なんと大正時代から残る建物らしいです!!
およそ小学校の教室の半分くらいでしょうか。
古式かめ壺仕込み、といって大量生産とは違った昔ながらの方法にこだわって造ってるんだ

実はこの建物、ちょっとしたヒミツがありまして、
隠し扉があるんです!
こういうのってちょっとワクワクしない?w


中身はこんな感じ ↓
なんだ普通のかめか・・・と思いきや、蓋してあるよね?
これはできた焼酎を熟成させてて、長いものは10年以上ここで眠ってるらしい


管理人がランドセルしょってわーわー言ってた頃からじ~~っとひたすら封印が解けるのを待ってたかと思うと・・・すごいね?w
まぁこれだけ見てると、すっごい小規模なんじゃないの?( ´ー`)y-~~
と、思うかもしれませんが・・・
・・・ズッシリ。
何やら威圧感のある3階建てのどでかい蔵が。
もちろん中も案内してもらいました

じゃじゃん!
これのかめ、1個1トンですw
1フロアに約70個、それが3階までビッシリ敷き詰められてるんだ

しかもこれ、全部「蛮酒の杯」という銘柄のために熟成してるんですよ!
古酒に分類されるんだけど、焼酎の古酒は最低でも3年熟成させないとなんだ

ホントにこだわりで勝負している酒造だよね、
出してる製品も特殊なものばかり!
これからも温故知新の精神を忘れずに酒造りしてほしいですね

はい!ということで3回に渡り学外実習のレポートをお届けしてきました!
少しは現場の酒造というものがお伝えできたでしょうか?
まだまだ伝え足りないものは星の数ほどありますが、例のごとくクドクドになってしまうので

本当に貴重な体験だったなぁ、こんなこと滅多に経験できないと思う。
蔵のみなさんもよくしてくれて何から何まで丁寧に教えてくださいました。
それに2つの酒造で実習できたってのも大きい。
山元には山元の、オガタマにはオガタマのそれぞれの個性、想いを感じ取れました。
やっぱり焼酎は奥が深い


お世話になった蔵のみなさんに、
こんな貴重な機会を設けてくれた大学に、
そして見送ってくれた家族に、
かんしゃかんしゃ


この経験を4年生の研究に活かしてみせるよ


実習先のお酒のレビューとかはおいおい紹介していきますね

あと追記にはオフ日に遊んだことをさらっとのせときますわ

それでは、長くなりましたが読んでくれた方ありがとうございます


次回もよろしく


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はいどうも!
学外実習レポの続きです、今日は難しいこと書かないので安心してください
w
手造り工場の後は大量生産型の本工場でお仕事しました
最初は麦焼酎の”蒸留”に1日立ち会いヽ(´ー`)ノ
といっても作業は特になかったんだけどねw
ただこの現場・・・アルコールが揮発して空気中にうようよしてるから、鼻がイタイんだ

小一時間いるだけで鼻がバカになる・・・ま、これも現場ならではの経験ということだねw
翌日は検査室ってとこで、お酒の成分の検査やらせてもらった!
これは学生実験の延長だから原理や手順もわかるし、少しはお力添えできたんじゃないかと(`・ω・´)
そして妙に親近感があったw
授業より設備がいいねw 研究室レベルの機材そろってた

例えばこんなの↓

これは糖度計っていって、丸いとこにお酒をのっけるだけで糖がどれくらいあるのか計れちゃうらしい
すごいよコレ、なんで?って思ったけど使ってる人も原理は知らないそうだε- (´ー`*)フッ
会社でつくってる何種類ものお酒を毎日、過程ごとに検査するらしい。
特にお酒って、つくったアルコールの量で税金がかかってるから正確にやらなきゃいけないんだ
そういうのが普通の食品より厳しいとこなんだな
さて、話し変わって。
実習中1日だけ、日曜日にお休みがあったんですがその前日の話
なんとうちら実習生の歓迎会を開いていただきましたヽ(´ー`)ノ
会場(?)にはお酒がズラリと・・・

コチラ山元酒造さんのお酒
壮観だ・・・右から「にごり梅酒」、「麦焼酎」、「米焼酎」、
そっから左は全部芋焼酎です
ガラス越しにうっすらと席の雰囲気が伺えますw

コチラ翌週からお世話になったオガタマ酒造さんのお酒。
全部芋焼酎だけど、右3つが特殊。
なんか賞的なのがついてるのは今度詳しく紹介します(・∀・)b
こんなに色んなお酒、俺らのために空けてくれて感謝だ
しかも高いのもあるし
w
お料理は会長様から頂きました

さすがに目の前で写真を撮るわけにはいかず・・・簡単に文で説明w
・イノシシ鍋
- もちろん初めて食べたw でもやわらかくておいしかったよ
・鳥の刺身
- 関東じゃ考えられない
醤油と生姜で食べるんだけど、これがめっちゃウマイんだ
・豆腐さつま揚げ - ヤバイッ
たぶん俺が一番食べてたw 触感がやわらかくて味もサッパリ
・黒豚
- まさに鹿児島、やっぱ普通の豚肉と違うね
塩焼きでいただきました。
・なんか魚
- 名前忘れた( ´ー`)y-~~ 味噌ダレとの相性が最高でした
以上・w・
会長、社長、福社長、課長、従業員さん10名ほどが参加されました。
最初は会話も少なく会長と社長とぎこちなく会話していたのですが、
みなさんお酒も回ってきたところで、、バカ騒ぎヽ(゚∀゚)ノ
爆笑の嵐です、そしてドラクエの話が通じることに親近感がでました
w
まぁあとはほら・・・男だけですから・・・(・∀・) ネ
ま、いつも仕事熱心な従業員さんも酒が入ればただの酔っ払いのオッサn フレンドリーになりますさ(´ー`)
6時半に始まった歓迎会と称した飲み会が終了したのは、6時間後の12時半
(゚Д゚)
焼酎けっこういただいたけど・・・うん、自分よく頑張ったと思うよ(
色んな焼酎の味を知れて、料理もおいしくて、従業員さんとの親睦も深まり、最高の1日でした

わざわざこんな楽しい席を用意してくれて心から感謝感謝
さて次の休日は・・・・
と行きたいところだけど既にかなり長文なのでここまで
次でラストにしたいなw
ということでまた次回
学外実習レポの続きです、今日は難しいこと書かないので安心してください

手造り工場の後は大量生産型の本工場でお仕事しました

最初は麦焼酎の”蒸留”に1日立ち会いヽ(´ー`)ノ
といっても作業は特になかったんだけどねw
ただこの現場・・・アルコールが揮発して空気中にうようよしてるから、鼻がイタイんだ


小一時間いるだけで鼻がバカになる・・・ま、これも現場ならではの経験ということだねw
翌日は検査室ってとこで、お酒の成分の検査やらせてもらった!
これは学生実験の延長だから原理や手順もわかるし、少しはお力添えできたんじゃないかと(`・ω・´)
そして妙に親近感があったw
授業より設備がいいねw 研究室レベルの機材そろってた


例えばこんなの↓
これは糖度計っていって、丸いとこにお酒をのっけるだけで糖がどれくらいあるのか計れちゃうらしい

すごいよコレ、なんで?って思ったけど使ってる人も原理は知らないそうだε- (´ー`*)フッ
会社でつくってる何種類ものお酒を毎日、過程ごとに検査するらしい。
特にお酒って、つくったアルコールの量で税金がかかってるから正確にやらなきゃいけないんだ

そういうのが普通の食品より厳しいとこなんだな

さて、話し変わって。
実習中1日だけ、日曜日にお休みがあったんですがその前日の話

なんとうちら実習生の歓迎会を開いていただきましたヽ(´ー`)ノ
会場(?)にはお酒がズラリと・・・
コチラ山元酒造さんのお酒

壮観だ・・・右から「にごり梅酒」、「麦焼酎」、「米焼酎」、
そっから左は全部芋焼酎です

ガラス越しにうっすらと席の雰囲気が伺えますw
コチラ翌週からお世話になったオガタマ酒造さんのお酒。
全部芋焼酎だけど、右3つが特殊。
なんか賞的なのがついてるのは今度詳しく紹介します(・∀・)b
こんなに色んなお酒、俺らのために空けてくれて感謝だ


お料理は会長様から頂きました


さすがに目の前で写真を撮るわけにはいかず・・・簡単に文で説明w
・イノシシ鍋


・鳥の刺身



・豆腐さつま揚げ - ヤバイッ



・黒豚


・なんか魚


以上・w・
会長、社長、福社長、課長、従業員さん10名ほどが参加されました。
最初は会話も少なく会長と社長とぎこちなく会話していたのですが、
みなさんお酒も回ってきたところで、、バカ騒ぎヽ(゚∀゚)ノ
爆笑の嵐です、そしてドラクエの話が通じることに親近感がでました

まぁあとはほら・・・男だけですから・・・(・∀・) ネ
ま、いつも仕事熱心な従業員さんも酒が入れば
6時半に始まった歓迎会と称した飲み会が終了したのは、6時間後の12時半

焼酎けっこういただいたけど・・・うん、自分よく頑張ったと思うよ(
色んな焼酎の味を知れて、料理もおいしくて、従業員さんとの親睦も深まり、最高の1日でした


わざわざこんな楽しい席を用意してくれて心から感謝感謝

さて次の休日は・・・・
と行きたいところだけど既にかなり長文なのでここまで

次でラストにしたいなw
ということでまた次回

※初期更新は読みにくいので編集シマシタ(
多少は読みやすくしたので最初だめだった方読んでください・w・`
お久しぶりです
昨日12日間による学外実習から帰ってきました
てことで、学外実習用のカテゴリを追加しました!
長いので数回に分けてレポートをお送りします
まず実習先ですが鹿児島県川内市というところです、小西真奈美の故郷らしいよ(
そこの「山元酒造」という焼酎の酒蔵にお邪魔しました
6畳1間の部屋に男2人で寝泊まり・・・orz
でもエアコンあってよかった(´ω`)
初日は敷地内を課長に案内していただいて終わりました・w・
大きく分けて大規模に機械で製造する本工場と、
人の手で手間暇かけて作る手造り工場の2つがあります

次の日からこの↑手造り工場にて3日間作業しました。
まさにって感じに味がでてるよねw
中はというと、

こんな感じ
これは芋焼酎を作っているとこです
この埋まってる壺みたいなのが甕(かめ)って言って、実は人が1人入れるくらいの大きさ・・・(゚Д゚)
この中で原料を発酵させたりしてお酒にしていくんだ。
実際に生でこういうの見ると感動する

でんぷん質の原料からお酒を造るには麹(こうじ)が必須、
というのはプチ醸造学でも書いたけど焼酎バージョンでちょっとおさらい
焼酎を造るには、
①米に麹菌(デンプンを糖にかえるヤツ)を繁殖させて米麹を造る

←もやしもん(www.kamosuzo.tv/main.html)的にこいつが焼酎用の黒麹と呼ばれる、
アスペルギルス・ニガー君・w・
焼酎は黒麹、または白麹を使います。

←日本酒用のアスペルギルス・オリゼー君とお友達です(・∀・)b
彼は黄麹です。
②米麹+水+酵母(糖をアルコールにかえるセレビシエ君のこと)を甕に入れ、
酵母を繁殖させる。

←おなじく酵母のS.セレビシエ。
この3つがあわさったものを酒母(しゅぼ)と呼びます、お酒を造る元だね

←これが酒母、ここにはまだ芋は入ってないんだよ
見た目は黒い米だね。
③5日くらいかけ酵母が繁殖したら、いよいよ原料をいれます

芋焼酎なら芋、麦焼酎なら麦をこの段階で入れるんです(・∀・)b

一度酒母ごと大型の容器にうつして破砕した芋を混ぜてるとこ

←混ぜ終わったものを再び甕に移したのがこの醪(もろみ)。
酒母を1次醪というのに対して2次醪って言ったりもする。
いよいよ発酵のスタートだ
ちなみにこの中に入ってる金属の管は蛇管(じゃかん)って言って、
中に水を流して酒母や醪の温度調節をするのだ(*´ω`)σ
④酵母がアルコールを十分に造ったら蒸留(じょうりゅう)という焼酎ならではの作業をします
水って100℃で沸騰するよね?
でもお酒のアルコールは78℃くらいで沸騰するんだ
ポットで保温するお湯がだいたい90℃だから、飲めるくらいの温度で蒸発してしまうんだ

←蒸留機。
クリックして拡大してくだせ(*・∀・)⊃
左の木桶に醪を入れる。
↓
直接沸騰した水蒸気をふきこむ。
↓
アルコールが蒸発する

↓
右のタンクの中へ。
↓
アルコールはタンクの中の蛇管を通り、冷水によって冷やされる

↓
液体、つまり焼酎として出てくる
・・・という仕組みさヽ(゚∀゚)ノ
もちろんアルコールだけじゃなくて芋の香りとか甘みとかの成分も一緒に出てくるわけだから、
原料によってそれぞれの特徴がある焼酎ができあがる
⑤実は焼酎はできたてじゃおいしくない
日本酒と違ってできたての味はざらっとした感じ。
それが寝かせることによってなめらかになり、よりおいしくなるのだ
なので最低でも3ヶ月、長いのは数年の熟成をしてやっと飲めるようになりますヽ(´ー`)ノ
・・・以上、ざっとですがこんな感じに焼酎は造られます(・∀・)
まぁ実際にやらせてもらった作業といえば、
かめに入ってた蛇管をはずし、ひたすらブラシで洗う(
かめの中身が移ったら、中に入ってひたすらブラシで・・(ry
床をモップで(ry
・・・とかほとんどが掃除ですε- (´ー`*)フッ
数時間ごとの温度管理と、櫂(かい)入れっていう酒母や醪を混ぜる作業はやらせてもらったけどねヽ(´ー`)ノ
と、長くなったしここまでにしとこうw
最初の3日間はこんなもんです
くどくど説明になってしまったけど、読んでくれた人ありがとうヽ(´ー`)ノ
学外実習のレポートについては頻繁にガンガン更新していくんで、
ヨロシクゥ!!(゚Д゚)b
また次回
多少は読みやすくしたので最初だめだった方読んでください・w・`
お久しぶりです

昨日12日間による学外実習から帰ってきました

てことで、学外実習用のカテゴリを追加しました!
長いので数回に分けてレポートをお送りします

まず実習先ですが鹿児島県川内市というところです、小西真奈美の故郷らしいよ(
そこの「山元酒造」という焼酎の酒蔵にお邪魔しました

6畳1間の部屋に男2人で寝泊まり・・・orz
でもエアコンあってよかった(´ω`)
初日は敷地内を課長に案内していただいて終わりました・w・
大きく分けて大規模に機械で製造する本工場と、
人の手で手間暇かけて作る手造り工場の2つがあります

次の日からこの↑手造り工場にて3日間作業しました。
まさにって感じに味がでてるよねw
中はというと、
こんな感じ


この埋まってる壺みたいなのが甕(かめ)って言って、実は人が1人入れるくらいの大きさ・・・(゚Д゚)
この中で原料を発酵させたりしてお酒にしていくんだ。
実際に生でこういうの見ると感動する


でんぷん質の原料からお酒を造るには麹(こうじ)が必須、
というのはプチ醸造学でも書いたけど焼酎バージョンでちょっとおさらい

焼酎を造るには、
①米に麹菌(デンプンを糖にかえるヤツ)を繁殖させて米麹を造る

←もやしもん(www.kamosuzo.tv/main.html)的にこいつが焼酎用の黒麹と呼ばれる、
アスペルギルス・ニガー君・w・
焼酎は黒麹、または白麹を使います。
←日本酒用のアスペルギルス・オリゼー君とお友達です(・∀・)b
彼は黄麹です。
②米麹+水+酵母(糖をアルコールにかえるセレビシエ君のこと)を甕に入れ、
酵母を繁殖させる。
←おなじく酵母のS.セレビシエ。
この3つがあわさったものを酒母(しゅぼ)と呼びます、お酒を造る元だね

←これが酒母、ここにはまだ芋は入ってないんだよ

見た目は黒い米だね。
③5日くらいかけ酵母が繁殖したら、いよいよ原料をいれます


芋焼酎なら芋、麦焼酎なら麦をこの段階で入れるんです(・∀・)b
一度酒母ごと大型の容器にうつして破砕した芋を混ぜてるとこ

←混ぜ終わったものを再び甕に移したのがこの醪(もろみ)。
酒母を1次醪というのに対して2次醪って言ったりもする。
いよいよ発酵のスタートだ

ちなみにこの中に入ってる金属の管は蛇管(じゃかん)って言って、
中に水を流して酒母や醪の温度調節をするのだ(*´ω`)σ
④酵母がアルコールを十分に造ったら蒸留(じょうりゅう)という焼酎ならではの作業をします

水って100℃で沸騰するよね?
でもお酒のアルコールは78℃くらいで沸騰するんだ

ポットで保温するお湯がだいたい90℃だから、飲めるくらいの温度で蒸発してしまうんだ

←蒸留機。
クリックして拡大してくだせ(*・∀・)⊃
左の木桶に醪を入れる。
↓
直接沸騰した水蒸気をふきこむ。
↓
アルコールが蒸発する


↓
右のタンクの中へ。
↓
アルコールはタンクの中の蛇管を通り、冷水によって冷やされる


↓
液体、つまり焼酎として出てくる

・・・という仕組みさヽ(゚∀゚)ノ
もちろんアルコールだけじゃなくて芋の香りとか甘みとかの成分も一緒に出てくるわけだから、
原料によってそれぞれの特徴がある焼酎ができあがる

⑤実は焼酎はできたてじゃおいしくない

日本酒と違ってできたての味はざらっとした感じ。
それが寝かせることによってなめらかになり、よりおいしくなるのだ

なので最低でも3ヶ月、長いのは数年の熟成をしてやっと飲めるようになりますヽ(´ー`)ノ
・・・以上、ざっとですがこんな感じに焼酎は造られます(・∀・)
まぁ実際にやらせてもらった作業といえば、
かめに入ってた蛇管をはずし、ひたすらブラシで洗う(
かめの中身が移ったら、中に入ってひたすらブラシで・・(ry
床をモップで(ry
・・・とかほとんどが掃除ですε- (´ー`*)フッ
数時間ごとの温度管理と、櫂(かい)入れっていう酒母や醪を混ぜる作業はやらせてもらったけどねヽ(´ー`)ノ
と、長くなったしここまでにしとこうw
最初の3日間はこんなもんです

くどくど説明になってしまったけど、読んでくれた人ありがとうヽ(´ー`)ノ
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プロフィール
HN : けっけ
性別 : 男性
職業 : 大学生
趣味 : まったりお酒を飲む。
自己紹介:
けっけのお酒専用ブログ。
主にお酒に関する記事を中心に、加えて日常生活もちらほら更新していきます。
初めて来た方はまず一番古い「**ダイジェスト**」という記事をご覧ください。↓
気が向いたときに足を運んでいただけたら嬉しいですヽ(´ー`)ノ
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