Where there's the will, there's the way.
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※初期更新は読みにくいので編集シマシタ(
多少は読みやすくしたので最初だめだった方読んでください・w・`
お久しぶりです
昨日12日間による学外実習から帰ってきました
てことで、学外実習用のカテゴリを追加しました!
長いので数回に分けてレポートをお送りします
まず実習先ですが鹿児島県川内市というところです、小西真奈美の故郷らしいよ(
そこの「山元酒造」という焼酎の酒蔵にお邪魔しました
6畳1間の部屋に男2人で寝泊まり・・・orz
でもエアコンあってよかった(´ω`)
初日は敷地内を課長に案内していただいて終わりました・w・
大きく分けて大規模に機械で製造する本工場と、
人の手で手間暇かけて作る手造り工場の2つがあります

次の日からこの↑手造り工場にて3日間作業しました。
まさにって感じに味がでてるよねw
中はというと、

こんな感じ
これは芋焼酎を作っているとこです
この埋まってる壺みたいなのが甕(かめ)って言って、実は人が1人入れるくらいの大きさ・・・(゚Д゚)
この中で原料を発酵させたりしてお酒にしていくんだ。
実際に生でこういうの見ると感動する

でんぷん質の原料からお酒を造るには麹(こうじ)が必須、
というのはプチ醸造学でも書いたけど焼酎バージョンでちょっとおさらい
焼酎を造るには、
①米に麹菌(デンプンを糖にかえるヤツ)を繁殖させて米麹を造る

←もやしもん(www.kamosuzo.tv/main.html)的にこいつが焼酎用の黒麹と呼ばれる、
アスペルギルス・ニガー君・w・
焼酎は黒麹、または白麹を使います。

←日本酒用のアスペルギルス・オリゼー君とお友達です(・∀・)b
彼は黄麹です。
②米麹+水+酵母(糖をアルコールにかえるセレビシエ君のこと)を甕に入れ、
酵母を繁殖させる。

←おなじく酵母のS.セレビシエ。
この3つがあわさったものを酒母(しゅぼ)と呼びます、お酒を造る元だね

←これが酒母、ここにはまだ芋は入ってないんだよ
見た目は黒い米だね。
③5日くらいかけ酵母が繁殖したら、いよいよ原料をいれます

芋焼酎なら芋、麦焼酎なら麦をこの段階で入れるんです(・∀・)b

一度酒母ごと大型の容器にうつして破砕した芋を混ぜてるとこ

←混ぜ終わったものを再び甕に移したのがこの醪(もろみ)。
酒母を1次醪というのに対して2次醪って言ったりもする。
いよいよ発酵のスタートだ
ちなみにこの中に入ってる金属の管は蛇管(じゃかん)って言って、
中に水を流して酒母や醪の温度調節をするのだ(*´ω`)σ
④酵母がアルコールを十分に造ったら蒸留(じょうりゅう)という焼酎ならではの作業をします
水って100℃で沸騰するよね?
でもお酒のアルコールは78℃くらいで沸騰するんだ
ポットで保温するお湯がだいたい90℃だから、飲めるくらいの温度で蒸発してしまうんだ

←蒸留機。
クリックして拡大してくだせ(*・∀・)⊃
左の木桶に醪を入れる。
↓
直接沸騰した水蒸気をふきこむ。
↓
アルコールが蒸発する

↓
右のタンクの中へ。
↓
アルコールはタンクの中の蛇管を通り、冷水によって冷やされる

↓
液体、つまり焼酎として出てくる
・・・という仕組みさヽ(゚∀゚)ノ
もちろんアルコールだけじゃなくて芋の香りとか甘みとかの成分も一緒に出てくるわけだから、
原料によってそれぞれの特徴がある焼酎ができあがる
⑤実は焼酎はできたてじゃおいしくない
日本酒と違ってできたての味はざらっとした感じ。
それが寝かせることによってなめらかになり、よりおいしくなるのだ
なので最低でも3ヶ月、長いのは数年の熟成をしてやっと飲めるようになりますヽ(´ー`)ノ
・・・以上、ざっとですがこんな感じに焼酎は造られます(・∀・)
まぁ実際にやらせてもらった作業といえば、
かめに入ってた蛇管をはずし、ひたすらブラシで洗う(
かめの中身が移ったら、中に入ってひたすらブラシで・・(ry
床をモップで(ry
・・・とかほとんどが掃除ですε- (´ー`*)フッ
数時間ごとの温度管理と、櫂(かい)入れっていう酒母や醪を混ぜる作業はやらせてもらったけどねヽ(´ー`)ノ
と、長くなったしここまでにしとこうw
最初の3日間はこんなもんです
くどくど説明になってしまったけど、読んでくれた人ありがとうヽ(´ー`)ノ
学外実習のレポートについては頻繁にガンガン更新していくんで、
ヨロシクゥ!!(゚Д゚)b
また次回
多少は読みやすくしたので最初だめだった方読んでください・w・`
お久しぶりです

昨日12日間による学外実習から帰ってきました

てことで、学外実習用のカテゴリを追加しました!
長いので数回に分けてレポートをお送りします

まず実習先ですが鹿児島県川内市というところです、小西真奈美の故郷らしいよ(
そこの「山元酒造」という焼酎の酒蔵にお邪魔しました

6畳1間の部屋に男2人で寝泊まり・・・orz
でもエアコンあってよかった(´ω`)
初日は敷地内を課長に案内していただいて終わりました・w・
大きく分けて大規模に機械で製造する本工場と、
人の手で手間暇かけて作る手造り工場の2つがあります

次の日からこの↑手造り工場にて3日間作業しました。
まさにって感じに味がでてるよねw
中はというと、
こんな感じ


この埋まってる壺みたいなのが甕(かめ)って言って、実は人が1人入れるくらいの大きさ・・・(゚Д゚)
この中で原料を発酵させたりしてお酒にしていくんだ。
実際に生でこういうの見ると感動する


でんぷん質の原料からお酒を造るには麹(こうじ)が必須、
というのはプチ醸造学でも書いたけど焼酎バージョンでちょっとおさらい

焼酎を造るには、
①米に麹菌(デンプンを糖にかえるヤツ)を繁殖させて米麹を造る

←もやしもん(www.kamosuzo.tv/main.html)的にこいつが焼酎用の黒麹と呼ばれる、
アスペルギルス・ニガー君・w・
焼酎は黒麹、または白麹を使います。
←日本酒用のアスペルギルス・オリゼー君とお友達です(・∀・)b
彼は黄麹です。
②米麹+水+酵母(糖をアルコールにかえるセレビシエ君のこと)を甕に入れ、
酵母を繁殖させる。
←おなじく酵母のS.セレビシエ。
この3つがあわさったものを酒母(しゅぼ)と呼びます、お酒を造る元だね

←これが酒母、ここにはまだ芋は入ってないんだよ

見た目は黒い米だね。
③5日くらいかけ酵母が繁殖したら、いよいよ原料をいれます


芋焼酎なら芋、麦焼酎なら麦をこの段階で入れるんです(・∀・)b
一度酒母ごと大型の容器にうつして破砕した芋を混ぜてるとこ

←混ぜ終わったものを再び甕に移したのがこの醪(もろみ)。
酒母を1次醪というのに対して2次醪って言ったりもする。
いよいよ発酵のスタートだ

ちなみにこの中に入ってる金属の管は蛇管(じゃかん)って言って、
中に水を流して酒母や醪の温度調節をするのだ(*´ω`)σ
④酵母がアルコールを十分に造ったら蒸留(じょうりゅう)という焼酎ならではの作業をします

水って100℃で沸騰するよね?
でもお酒のアルコールは78℃くらいで沸騰するんだ

ポットで保温するお湯がだいたい90℃だから、飲めるくらいの温度で蒸発してしまうんだ

←蒸留機。
クリックして拡大してくだせ(*・∀・)⊃
左の木桶に醪を入れる。
↓
直接沸騰した水蒸気をふきこむ。
↓
アルコールが蒸発する


↓
右のタンクの中へ。
↓
アルコールはタンクの中の蛇管を通り、冷水によって冷やされる


↓
液体、つまり焼酎として出てくる

・・・という仕組みさヽ(゚∀゚)ノ
もちろんアルコールだけじゃなくて芋の香りとか甘みとかの成分も一緒に出てくるわけだから、
原料によってそれぞれの特徴がある焼酎ができあがる

⑤実は焼酎はできたてじゃおいしくない

日本酒と違ってできたての味はざらっとした感じ。
それが寝かせることによってなめらかになり、よりおいしくなるのだ

なので最低でも3ヶ月、長いのは数年の熟成をしてやっと飲めるようになりますヽ(´ー`)ノ
・・・以上、ざっとですがこんな感じに焼酎は造られます(・∀・)
まぁ実際にやらせてもらった作業といえば、
かめに入ってた蛇管をはずし、ひたすらブラシで洗う(
かめの中身が移ったら、中に入ってひたすらブラシで・・(ry
床をモップで(ry
・・・とかほとんどが掃除ですε- (´ー`*)フッ
数時間ごとの温度管理と、櫂(かい)入れっていう酒母や醪を混ぜる作業はやらせてもらったけどねヽ(´ー`)ノ
と、長くなったしここまでにしとこうw
最初の3日間はこんなもんです

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また次回

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プロフィール
HN : けっけ
性別 : 男性
職業 : 大学生
趣味 : まったりお酒を飲む。
自己紹介:
けっけのお酒専用ブログ。
主にお酒に関する記事を中心に、加えて日常生活もちらほら更新していきます。
初めて来た方はまず一番古い「**ダイジェスト**」という記事をご覧ください。↓
気が向いたときに足を運んでいただけたら嬉しいですヽ(´ー`)ノ
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